2022.07.20 18:14

同じシャフトでもこんなに変わります、を考える。

本日のお客様ですが、使用シャフトはフジクラのVentusブルー7Xです。

しかし、それでも撓ってしまいます💦

こんな感じです↓

少し見にくかったですね💦
飛球線方向には、38.14㎜。
トゥダウンは、66.85㎜。

これでは、インパクト時に大変なことが起こってしまいます😢


なので、少し工夫を↓

飛球線方向には、27.66㎜。
トゥダウンは、54.75㎜。


なぜこんなに撓るのかは、またフィッティングの時にでも👀


これ以上硬いシャフトも少なく、撓らせてしまう元凶を抑えてシャフトの撓り量を少なくしました。


どんな人にでもこの方法が良いわけではなく、弾道測定器の色々なデータにも影響してきますので、データを見ながらこんな方法をとる方もいらっしゃいます。
人それぞれなので、こんな方法や、あんな方法を考え考え、適正シャフトを探しましょう。


当店では、もう昔の考えは捨ててますので、ご安心ください。
2022.07.20 17:37

今日もシャフトを軟らかくして撓らないようにしました、を考える。

日本のフィッティングは相当遅れているようですが、それでもフィッティングをするとしないとでは大違いだと思います。

しかし、その方法が間違ったまま行われてしまうと、そのフィッティングはしない方が良かったのかもしれません💦



先日も書きましたが、シャフトが硬いから撓らないようになるわけではありません。
これは現実です。

今まで言われていた、シャフトが軟らかいから撓るというのは現実なんでしょうか❓
検証したのでしょうか❓

いや、考えれば解るでしょ、という方もいるでしょうが、もっと深く考えると、そうでもありません❓❓❓


なぜか❓
物理です。

そして、GEARSで測ると、そのようになる方は多々いらっしゃるんです。
それが間違い、というのであれば、そのGEARSが間違いなのかもしれませんが、実際に測定した、実際の数値がそのようになっていて、物理的に考えれば簡単なことに気付くレベルのことであるのに、違うと言えるのでしょうか❓


となると、GEARSを持っていないとフィッティングが出来ないのかということにもつながるかもしれませんが、そうではなく、色々な面から考えて行かないといけないということなんです。

凝り固まった、こうだからこう、ああだからああ、ではなく、通常は、こうだからこうだけれども、ああなるかもしれない、という風に違った形で考えて行かないと、弾道測定器による数字合わせにしかならないように思います。




では本日のアイアンフィッティングの客様です↓

赤枠内は飛球線方向への撓り量です。
11.7㎜撓っています。

続いて↓

同じく、11.17㎜撓っています。

これは、この方のシャフト、NSプロのMODUS SYSTEM3 125 Xシャフトです。


続いて↓

9.58㎜撓っています。

そして↓

こちらも9.57㎜。

これらは、Rシャフトのデータです。

いかがですか❓


明らかに軟らかいシャフトの方が、撓ってる量は少ないんです。

これでも、軟らかい方が撓るというのですか❓



2022.07.17 13:42

元賞金王もあのミスを、を考える。

7月15.16日と、富山県で開催されました北陸オープンゴルフ2022に長谷川祥平選手のキャディとして帯同いたしました。

初日は今年度賞金ランク27位の鍋谷太一選手と同組で、2日目には元賞金王の藤田寛之選手との同組となりました。

両選手とも素晴らしい選手で、スイングはもちろん、弾道も、そしてコース戦略も、全てにおいて勉強になるラウンドでした。

そんな選手でも、ミスショットはするものですが、やはり○○に問題があるミスショットをされていたようです。

この○○、フィッティングの時は最重要点として考えているのですが、この点が合っていない状態だと、いくら良いスイングをしても、大変な弾道になってしまいます。

完璧なスイングをしていても、この○○によって簡単にミスショットになってしまうというものです。


この○○を、是非クラブフィッティングで確認してください。


弾道測定器を使って、飛んでますね~、スピン量多いですね~では、あぶりだせない問題点、たくさんあると思いますが???
2022.07.13 15:30

ベティナルディパターの試打を借りれた、を考える。

今月末日まで、ベティナルディパターの試打パターを17本お借りすることが出来ました。

試打ご希望の方は、メール、あるいはお電話でご予約いただきますようお願いいたします。
なお、フィッティング中は試打不可能ですので、暑い時間帯ではありますが、12時~16時までとさせていただきたいと思います。

また、今月はイレギュラーな営業が続きますので、ホームページで営業日をご確認の上、お願いいたします。


2022.07.12 15:48

皆さん現実を見てください、軟らかいから撓るなんてありません、を考える。

皆さんは、シャフトが軟らかいから撓ると思われていませんか?
残念ながら、それは正しくありません😢

いやいや、軟らかいから撓るのは当たり前という方は、現実を見てください。

GEARSを導入してもうすぐ7年になりますが、1秒間に240コマを測定するハイスピードカメラで見てきたことから、軟らかいから撓るということが無いので、断言させていただきます。

例えばですが、シャフト部分が紐ならどうなりますか?

ヘッドスピードがゆっくりであれば、その紐は垂れたままになるでしょう。

しかし早くなるにつれて、その紐は伸びませんか?

ですが、そのヘッドを早くなるようにと、手首でスナップを掛けたようにすると、その紐は撓るでしょう。
しかし、スイング中に、手首にスナップを掛けるような動作をする方はどれくらいいるんでしょうか?

そんなことをすると、ボールは高く高く上がってしまうだけです💦

ですから、そのような動作をする方は大変少ないのです。

と言うことは、自分から意識的にシャフトを撓らせようとしない限り、極端に撓りが変わるということはありません。
そして、軟らかいから撓るということもありません。


下記のようなデータは多々あるのですが、昨日のアイアンフィッティングのお客様のデータです↓

これは100gを超えるスティールシャフトの撓っているデータです。
フレックスはSです。
20.42㎜、飛球線方向に撓っています。

そして↓

こちらは軽量のカーボンシャフトでフレックスはRです。
12.94㎜撓っています。
その差は約7.5㎜です。

軟らかいシャフトの方が撓りは少ないんです。


これだけがそのようなデータになってるのではありません。

人によってですが、軟らかいから撓る人もいますが、軟らかいから撓らない人もいるんです。

これは事実です。


それをいつまでも、いつまでも、軟らかいからボールが上がる、軟らかいから左に曲がる、そんな古臭い、昭和な会話辞めませんか?

もうあまりにも遅れています。

キチンとした測定器を使い、検証していくと、なぜそうなるのか、たまたまではないことが簡単に解るのです。

それを、何十年も前から言われていることを、いつまでもいつまでも言い続けるのか、不思議でしようがありません。


現実を見ましょう。
そして、少しでも上達する方法を考えましょう。


もう神話はコリゴリですw
2022.07.11 15:54

ちょっと酷すぎませんか、を考える。

本日お越しいただいたお客様です。


ある量販店でフィッティングをされて、どのクラブよりも明らかに良いデータなので、と勧められたクラブのデータです。











どのように説明すれば、このデータが良いと言えるのか?

フィッターが無知過ぎるのか、あるいはこのクラブを売りつけたいのか?

ちなみにこのクラブは、その量販店のオリジナルブランドですが💦
2022.07.09 15:47

8ヵ月ぶりに打ってみた、を考える。

腱鞘炎になってしまい、ラウンドは約13ヵ月していません。

そして打つことも8ヵ月出来ていませんでした💦

ですが、クラブを持ってもあまり痛くなくなってきたので、打ってみました⛳

[!画像1]

[!画像2]

超久しぶりの割には、十分です(笑)

Pathがこんなものなので、Launch AnglesのHorizontalがLにならないとコースではどうしようもないでしょうねw

デモAxisが似たような感じなので、これも計算できるティーショットですから、納得です。


これで、明日腕が痛くならなかったら、ゴルフ再開しようかな?
2022.07.09 14:48

シャフト交換のお客様、を考える。

本日お渡しさせていただいたお客様のデータです。



ちょっと当たり所悪かったみたいですが、それでも満足なデータです。

続いて↓


FT良し、Des良し、全てのデータが完璧でした。

良かった!
2022.07.08 17:42

弾道測定器の数値だけで決めてはいけません、を考える。

先日のお客様のデータです。

まずはこちら↓

打出角は12.2度 スピンは2305回転です。


次の画像です↓

打出角は13.7度 スピンは1961回転です。


打出角は1.5度 スピンは344回転違います。


しかし、このデータはアマチュアのデータではありません。

トーナメントプロのデータです。

そのような選手が、これほどまでに違うデータをはじき出すことはありません。

ではなぜか?

これにはきちんとした理由があります。


例えば飛距離が違っていれば、その理由も解らずにデータを見てしまうと、数値が違うことにより、こっちがこうですね、あっちがこうですねと決めつけてしまうことにより、間違った選択をすることになってしまいます。



試打するだけのフィッティングと呼ばれるものであれば、このようなことは多発するでしょう。


ですから、データは細かくすべての数値を、キチンと理解しながら見極めて行かないといけないんです。

ただただ、打出角がスピンが、ヘッドスピードが、ではいけません。



キチンと、全てのデータを見ることをお勧めいたします。


そして、そのようなフィッティングであれば、もっともっと詳しく説明をしていただくべきだと思います。

ただ聞くだけではなく、質問をしながら、納得できるデータ解析が重要です。
2022.07.08 16:01

誰に良いのか分からないのに、評判が良いからって?を考える。

先日お越しいただいたお客様ですが、ドライバーフィッティングでご来店いただきました。

その際にお持ちいただいたドライバーは3本。

どれがエースドライバーですかとお聞きすると、○○はああで、△△はこう、
□□は、と日替わりで変えてるそうです?

そして、なぜそのようになったのかというと、○○はYoutubeで良いって言ってたそうで、△△は友人の方が良いと言ってたそうです。
□□は、ショップで良いと言われたそうで、
では違うYoutubeで凄く良いと言われていたらどうするんですかとお聞きすると、購入しますと???


早速測定してみますが、どれも良いわけはなく、たまに飛ぶ時もありますが、これはあの状況が生まれた時であり、会心の当たりの時ではありません😢


解りやすく、詳細に説明させていただき、スイングは人それぞれ、相当違います。
それを有名な選手であっても、有名なYoutuberであっても、人それぞれに当てはめて考える訳ではなく、良くある、ヘッドスピードを一般ゴルファーに似せて打ってみますと言われても、所詮、その人の打ち方でのヘッドスピードを落としたうち方でしかないのに、なぜそれを信じるんでしょうか?

私には全く理解できません??????




よ~く、よ~く、よ~く考えてみてください。

有名な選手が、これはダメですって言いますか?
Youtuberの方が、これはダメですって言いますか?
ショップの方が、これはダメですって言いますか?

ダメですって言えますか?


そんな世の中なんです。



じっくり考えてください。


普通に考えたら分かると思うんですが?
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