2022.07.12 15:48

皆さん現実を見てください、軟らかいから撓るなんてありません、を考える。

皆さんは、シャフトが軟らかいから撓ると思われていませんか?
残念ながら、それは正しくありません😢

いやいや、軟らかいから撓るのは当たり前という方は、現実を見てください。

GEARSを導入してもうすぐ7年になりますが、1秒間に240コマを測定するハイスピードカメラで見てきたことから、軟らかいから撓るということが無いので、断言させていただきます。

例えばですが、シャフト部分が紐ならどうなりますか?

ヘッドスピードがゆっくりであれば、その紐は垂れたままになるでしょう。

しかし早くなるにつれて、その紐は伸びませんか?

ですが、そのヘッドを早くなるようにと、手首でスナップを掛けたようにすると、その紐は撓るでしょう。
しかし、スイング中に、手首にスナップを掛けるような動作をする方はどれくらいいるんでしょうか?

そんなことをすると、ボールは高く高く上がってしまうだけです💦

ですから、そのような動作をする方は大変少ないのです。

と言うことは、自分から意識的にシャフトを撓らせようとしない限り、極端に撓りが変わるということはありません。
そして、軟らかいから撓るということもありません。


下記のようなデータは多々あるのですが、昨日のアイアンフィッティングのお客様のデータです↓

これは100gを超えるスティールシャフトの撓っているデータです。
フレックスはSです。
20.42㎜、飛球線方向に撓っています。

そして↓

こちらは軽量のカーボンシャフトでフレックスはRです。
12.94㎜撓っています。
その差は約7.5㎜です。

軟らかいシャフトの方が撓りは少ないんです。


これだけがそのようなデータになってるのではありません。

人によってですが、軟らかいから撓る人もいますが、軟らかいから撓らない人もいるんです。

これは事実です。


それをいつまでも、いつまでも、軟らかいからボールが上がる、軟らかいから左に曲がる、そんな古臭い、昭和な会話辞めませんか?

もうあまりにも遅れています。

キチンとした測定器を使い、検証していくと、なぜそうなるのか、たまたまではないことが簡単に解るのです。

それを、何十年も前から言われていることを、いつまでもいつまでも言い続けるのか、不思議でしようがありません。


現実を見ましょう。
そして、少しでも上達する方法を考えましょう。


もう神話はコリゴリですw
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