2021.11.03 17:52

硬いから撓らないとは限りません、を考える。

遠方からはるばるお越しいただいたお客様です。


まずは今お使いのシャフトを測定させていただきました。



赤い円内は飛球線方向への撓りの量です。
21.38㎜です。

青い円内はトゥダウン量です。
61.82㎜です。




そして、同じシャフトのフレックスの硬いものです。



先ほどと同じで、
赤い円内は飛球線方向への撓りの量です。
29.01㎜です。

青い円内はトゥダウン量です。
66.35㎜です。


どちらの撓り量も、フレックスが硬くなったことにより、撓るようになりました。

なぜなのかは、解っていますが、
殆どの方は理解できないと思います。

しかし、物理です。

考えれば、理解できれば、簡単です。


今までの常識は非常識かもしれません。


一度測定してみないと、いつまでも古い考えのままに終わってしまうかもしれませんよ😢

2021.11.02 12:50

一つの数字だけで考えるのは危険です、を考える。



この弾道を見てどのように思われますか❓

打出角は何度が良いのですか、とよく聞かれます。
私は、「ありません」とお答えしますが、
巷では、13度であったり15度であったり❓
13~15って言うあいまいな話も( ´∀` )

そしてスピン量も。
2000rpmが良い、2500rpmが良いと❓


その他にもたくさんのデータがはじき出されます。
それらすべてを見て初めて、打出角が高いのか、スピン量が多いのかが解るのです。

ただ単に、低いです、高いです、少ないです、多いです、ではありません。

○○が□□なので低いです、高いです、がより正確なデータの見方ですので、
ご注意ください。

2021.10.30 16:55

なぜスライスが飛ばないと言い切るのか、を考える。



昨日のお客様です。

巷では、いまだにスライスが飛ばないと言われていますが、100%そのような事はありません。

この方がドローを打つと、更に弾道が低くなり飛ばなくなってしまいます。


普通に考えると、スライスはスイングの軌道に対してフェイスが開くので、インパクト時のロフトが増えてしまいます。
と言うことは、弾道が高くなります。

ドローはその逆です。

であれば、簡単にロフトで弾道を調整すれば良いだけのことです。

それをスライスが飛ばない、ドローが飛ぶと言うのはおかしな話です。


ぜひお近くの工房で測定していただき、ご自身の弾道を確認していただければ簡単に飛距離アップの可能性があることが解ると思います。

ぜひ一度弾道の測定を!
2021.10.28 16:55

絶対飛びます、を考える。

先日来店されたお客様ですが、友人の方から○○のヘッド、絶対飛ぶからと言われて購入されたそうです。

当店に来られた時点でお分かりだと思いますが、以前のクラブよりもさらに飛ばなくなったと😢

例えば、私が○○のクラブ絶対飛びますと言ったら・・・

1個ぐらいは売れると思います。


なので、そんな言葉を色々なショップでSNSで発信すればどうでしょうか❓

各々のお店で1個しか売れなくても、相当な数量になるでしょう。

そして、購入された方々の中の数名だけでも、SNSでこれ飛びますって発信したらどうなるでしょう。

今はそんな時代で、簡単に飛ぶドライバーを作り出すことも可能です。


しかし、そんな夢のようなクラブは存在しません。

人それぞれ違う打ち方をするのに、なぜ同じドライバーが飛ぶのか❓

反発係数が高いからと言われていましたが、計算すればその反発係数がどの程度の影響力のあるものなのかは簡単に解ってしまいます。


キチンと測定して、なぜ飛ぶのか、なぜ飛ばないのかを把握すれば、そのドライバーでも飛ぶように出来るのか、飛ばないように出来るのかは簡単に解ってしまいます。

なので、そんな根拠のないSNSを信じるのではなく、まずは自分自身の現状を知ることから始めてください。

必ず、凄い発見があるはずです。


飛ぶドライバーはありませんが、飛ばす方法はあると思います。


ぜひ一度、お近くのお店でフィッティングしてみてはいかがですか❓
2021.10.28 16:02

クラブの長さ規制が変わります、を考える。

ブログこちらに引っ越しました。

先日R&Aより発表されましたが、クラブの長さ(パター除く)が46インチ以下に制限されるようです。

2022年1月からなので、競技に出る方は一度確認した方が良いのではないでしょうか❓


先日来店された競技に出られている方でしたが、その方は45.75インチのクラブを使っていますと言うことでしたが、R&Aのルールに則った60度法で計測すると46.25インチでした。

日本の業界では、まだまだヒールエンドなどのルールとは違った測り方をするところがありますので、お気を付けください。

ちなみに規則内には、「このルールは高いスキルを持つプレーヤー(プロ選手やエリートアマチュア)の競技においてのみ採用されることが推奨される」という一文がありますので、アマチュアの方々のどの程度にまで規制が強まるのかはまだわかりませんが、注意しておくべきだと思います。
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