2023.02.08 11:47
ボールの滞空時間。
先日来店されたお客様にスピン量の説明をしていたところ、スピンの単位がrpmで1分間の話だと、滞空時間が測れないと、キチンとしたスピン量は測れないのではないですかと言われました。
その通りです。
キチンとしたとなると、スピン量は飛んでいくうちに少なくなるので、完璧なスピン量を測るのは難しいのですが、最悪、滞空時間はわからないといけません。
なので、弾道測定しながら、滞空時間が測れなければ、おおよそになってしまいますので、ご注意下さい。
ちなみに、USPGAの滞空時間は、USPGA STATSで検索してもらって、HANGTIMEを、見ていただくと、選手別や平均が見れるので、あなたの滞空時間と比較していただくと、ほとんどの方が長く飛び過ぎているってことがわかると思います。
ぜひ、比較してみてください。
2023.02.08 11:46
FITTINGはそんなに簡単なものではありません。
もしあなたがクラブフィッターならどのようにしますか❓
例えばボールが上がらないなら、先調子のシャフトにする、あるいはフレックスを下げる❓
どちらも間違いです。
例えばボールが右に曲がるなら、先調子にする、あるいはフレックスを下げる❓
それも間違いです。
どちらも、その逆でも間違いです。
例えば弾道測定をしていて、平均は飛んでないものの、バカっ飛びするシャフトは、どう考えますか❓
あるいは、飛ばなくても良いから、方向性を安定させたいと希望される方が来られたら❓
などなど、たくさんの要望と、神話しかないフィッティング業界でどのように対処していくのか❓
現在のフィッティングとは、弾道測定器さへあれば、次の日からフィッターが誕生してしまいます。
しかし、そんな簡単なものではありません💦
ですが、弾道測定器があり、飛んでますね〜、飛んでませんね〜、左に曲がってるから、シャフトを硬くしましょう、手元調子にしましょうと、間違った教科書に則った一辺倒な、弾道測定器を使った試打会ばかりで、そんなフィッティングの被害者を産むばかりです。
当店も、はじめはそのようなフィッティングという名の試打会をフィッティングとうたっていました。
2010年の2月6日、枚方市にゴルフ工房を開業すると届を出し、翌月の3月6日に無事開店致しました。
当社はアキュベクターPROという弾道測定器を使用し、今では考えられない恥ずかしいフィッティングをしていました。
その翌年、海外の方々に行き当たりばったりでメールを送り、色々な情報を得ながら、フライトスコープを導入し、その使用方法を聞く為に、またまた海外の方々にメールを送り、情報を収集しました。
しかし、それでも詳しい使用方法はわからず、次はネットで英語で、わからない文面を記入しながら、情報収集致しました。
それでも、まだまだ恥ずかしい恥ずかしい試打会でした💦
その後も勉強を怠る事はなく、現在の寝屋川市に移転した際に、日本で初めてGEARSを導入し現在に至っていますが、今でもフィッティングに関しての勉強は怠っていません。
それぐらい大変です。
よくこうなればああなる的なフィッティングを目にしますが、そんなものではありません。
なぜなら、人間が操作するからです。
簡単にしたいのはわかりますが、簡単になったらAIでフィッティングと言う風になるでしょう。
しかし、フィッティングだけは不可能です。
先ほども書きましたが、人間一人一人が違う動きをする為に、シャフトも同じ動きをしないんです。
だから、どんな動きをするのかを日々考えていかないといけないんです。
その動きは、想像出来ないぐらいの動きもあるのです。
だから難しいんです。
そんな簡単ではありません。
簡単だったら、大金を使ってGEARSなど導入しません。
フライトスコープを導入しません。
あの測定器で十分です。
これからもずっとずっと勉強しながら、世界一のフィッターを目指します。
ですがこの勉強は、あと10年、20年必ず続くでしょう。
ただ年齢的に、20年は厳しいかと💦
しかし、最後まで勉強しないとフィッター失格ですし、限界のないもの、それがフィッティングだと思います。
簡単ではありません。
本当に簡単なものではないんです。
2023.02.08 11:42
数値にこだわりすぎていませんか?
バランスは○○で、振動数は○○cpmで、などなど、数値にこだわり過ぎていませんか❓
以前、バランスが○○だったから、今回も○○で!
振動数は、ドライバーが○○cpmなので、5番アイアンは○○で!
そんな方多くないですか❓
でもその基準って、大丈夫ですか❓
たまたまその○○が良かっただけじゃないですか❓
バランスや、振動数は気にするのに、長さを気にする方は少ないように思います。
長さを変えることにより、スイングの弧が少なからず変わります。
それが変わることにより、色々な面で変化が出てくるのですが、そんなことも考えずに、バランスが、振動数がと❓❓❓
先ほど来店されてたトーナメントプロと話をしながら、
プロ:「数値なんてどうだっていいんです」「良ければいいんですから」とおっしゃっていましたが、その通りです。
プロ:「偽物でも大丈夫です」「良いか悪いかだけです」
プロは特に生活が懸かってるので、良ければいい、ただそれだけです。
それを数値がどうのこうのという選手は大変少ないように思うのですが!
2023.02.04 12:48
ヘッドスピードを上げる方法を考える。
飛距離アップに欠かせないのはヘッドスピードです。
(もっと重要な点もありますが!)
ですが、ヘッドスピードはインパクト時点でのスピードですが、インパクトまで順調に加速してるのでしょうか❓
そんなこと考えたことないという方が殆どですが、重要な点なんです。
次の画像を見てください↓
点線部分がインパクトですが、それまでのヘッドスピードの推移です。
インパクト直前ですが、グラフがうにゃうにゃしています(笑)
そして次の画像です↓
この時点のヘッドスピードは、33.29㎧ですが、
この時点では、33.31㎧です。
その差は、0.02㎧ですが加速しています。
しかし、この方の直近は0.06㎧加速しているんです。
何が言いたいかというと、加速の度合いが落ちているんです。
ボールに当てるために、合わせに行ってるということが考えられます。
他のことも考えられますが、それはまたフィッティングの時にでも!
ヘッドスピードという単純な数値ですが、そこに行くまでの道のりを詳しく調べることで、色々な改善がみられますので、是非一度自分のヘッドスピードの推移を調べてみてはいかがですか❓
2023.02.03 17:42
なぜ本当のことを知ろうとしないのか?を考える。
”GERAS”で測定すれば簡単に真実が解るのに、なぜ測定しないんでしょう?
本当の自分を知りたくないのか?
シャフトが合っていないのが知りたくないのか?
今まで信じていたことが、違うと解ることが嫌なのか?
どうなんでしょう?
例えばヘッドスピードにしても、ほとんどの弾道測定器ではどの部分を測ってるのでしょうか?
でも”GEARS”は、ハイスピードカメラで、1秒間に240コマを撮影しながら測定しているので、実測なんです。
本当の数値なんです。
ショックを受けられることもありますが、その真実を知ることで、次に何をすればよいのか、どんなシャフトを使えばいいのかが解るはずなんですが?
いつまで経っても、飛ぶ設定の測定器や、練習場の飛ぶ数値の出る測定器で、「俺○○ヤード飛ぶぞ」と言いたいのでしょう?
いつまで、俺〇フレックスのシャフト使ってるぞと言いたいのでしょう?
見栄を張るのをやめて、早く真実を知ることこそ、上達の一歩だと思うのですが?
2023.02.03 17:26
飛ぶシャフト、を考える。
すいませんが、そんなものありません😢
人それぞれ体格も違い、スイングも違います。
シャフトへの負荷の掛け方も違います。
負荷の掛け方が違うと、シャフトのしなり方が変わります。
なので、ビックリするぐらい人それぞれなのです。
それを、これ飛びますよとは、口が裂けても言えません。
絶対飛ぶシャフトなど存在しません。
あなたにとっての、飛ぶシャフトはあるかもしれませんが!
2023.02.03 12:32
ヘッドを走らせる方法
ヘッドを走らせる。
そんな事すると、シャフトが撓ってしまいます。
いやいや、撓らせれば飛ぶでしょ!という方。
早く”GEARS”で測定してください。
シャフトはもちろん撓りますが、ある時期を過ぎると減速していきます。
シャフトは、飛球線方向に撓ったり、飛球線と反対側に戻ったりを繰り返すのです。
どこまでも撓るシャフトなど存在しません。 100%ありません。
次の画像は、あるUSPGA選手のデータです↓
左側の赤丸は、シャフトによるヘッドスピードの+-を表しています。
-ということは減速しているということです。
右側の赤丸を見ていただくとグラフが急降下しているのが解ると思います。
次に↓
左側の赤丸ですが、+ですが微々たるものです。
そして右側の赤丸ですが、先ほどの選手と同じです。
両選手とも大変有名な選手ですが、同じようにある時期を過ぎてから急降下しています。
これらは”GEARS”で測定すればすぐに解ることです。
解明されることなのに、いつまで経っても神話に基づいてああだこうだと言い続けているのです。
そして、そのあることないことをいつまでも信じ続けているのですよ???
2023.02.03 11:35
トゥダウン現象をおさえる方法、を考える。
巷でよく言われている、トゥダウン現象をおさえる方法。
そんなことしたら、大変なことになりますw
人間は、シャフトの延長線に当てるという習性があります。
そして、野球のバットやテニスのラケットは、グリップの延長線がスイートスポットですが、ゴルフは偏重心の為にヘッドに色々な方向から負荷が掛かるために、トゥダウンを減らすということ自体、物理的に不可能なのです。
それを減らすって、大笑いですw
なので、このトゥダウンとはキチンとお付き合いしていかないといけません。
どうお付き合いするかは、またフィッティングの時にでもお話しさせていただきたいと思います。
2023.02.03 10:39
逆しなりで打つ方法、を考える。
良く言われる、逆しなりで打つ方法ですが、凄く簡単です。
ずばり、普通に打つだけですw
それで普通に逆しなりになります。
手を止める、手を引き付けるなどなど、色々と言われていますが、そんな事必要ありません。
今まで、”GEARS”で8年測定していますが、逆しなりしなかった人は一人だけです。しかも特殊な打ち方の方でした💦
2000人以上は”GEARS”で測定していますが、逆しなりしなかった人は、0.05%です。
99.95%の方は、普通に逆しなりしています。
なので、飛球線方向の反対側にしなる人もほぼいませんw
ということは、軟らかくて飛球線と反対側にしなるからフェイスが開いて右に飛ぶということもありません。
断言します。
訳の分からない、神話で踊らされるゴルファーの方々、これが真実です。
測れるのに測らないで、ああだこうだはやめましょうw
2023.02.02 12:29
今シーズンのクラブは決まりましたか、を考える。
まだまだ寒い時期が続きますが、ラウンドされてますか?
シーズンまであと少しですが、今年使用するクラブは決まってますか?
トーナメントプロは、もう今年の使用クラブは決定し、慣らし運転中です。
アマチュアの方々は、シーズンに入ってから新調される方が多いように思いますが、それではシーズン直後は良い状態には持っていけません。
クラブを購入されたり、シャフトを交換されたりして、次の日から完璧です。はありえません。
必ず慣らし運転が必要です。
今シーズンは、1月中盤以降にプロのフィッティングが集中しましたので、2月は比較的フィッティングの取りやすい状況となっております。
ですので、早めにフィッティングを受けてみてはいかがですか?