2022.12.21 13:49

適正シャフトかどうかを調べる方法、を考える。

たくさんの方にお越しいただき、ブログ更新できていませんでした、すいません。  来年は必ず定期的に発信したいと思いますので、懲りずによろしくお願いいたします。

早速ですが、巷ではこんな人にこのシャフトが合う、あんな人にはあんなシャフトが合うと、根拠のない方法を唱えているようですが・・・


そんな簡単な事ではありません。

なので本当はフィッティングを受けていただきたいんですが、遠方の方はそうもいかず、先日は東京の方からメールをいただき、大阪まで行きたいのだがと言う嬉しいお言葉でした。


ということで、シャフトがあっているのかどうかを簡単に調べる方法をお知らせしたいと思います。
あくまでも、細かいフィッティングでは無いので、まぁまぁ合ってる、合ってない程度にお考えいただければいいと思います。


早速ですが、この画像をどう思われますか?



ドライバーで、どこに当たったのかという画像です。

えっこんなにブレて酷いなって思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これでも良い方なんです。

殆どの方は、もっともっとブレブレです💦

そして次の画像ですが↓


6.38㎜だけトゥ側に当たったと言う画像ですが、この6.38㎜が要注意です。

この6.38㎜打点位置がずれたことで、フェイスは1.26度も変化してしまったのです。
たかだか1.26度ですが、それは打ってすぐの話であり、100yd先では?200yd先ではどうなるんでしょう?


更に更にです。ここからが重要です。
例えばですが、この時のスイングが、100点満点のスイングをしていたと仮定します。
しかし、打点位置がずれることによりフェイスの角度が変わることで、ボールは真っすぐには飛びません。
そのボールの飛び方で、スイングはどのようになっているのかという判断をしたならば、ああなったから、こうなったからと考えるのではないでしょうか?

しかし実際には完璧なスイングをしていたわけですから、スイングは良いはずなのに、弾道が悪かったために、そのスイングは悪いと考えるのではないでしょうか?

またその反対もあります。
めちゃくちゃなスイングをしておきながら、打点位置がずれた事でたまたまフェイスがスクエアになり、これが良いスイングなんだと誤解することもあるでしょう。
実際にはそのような方は、多数いらっしゃいます。

という風に打点位置に影響するシャフトですので、まずは打点位置を把握することが重要です。


なのでこれです↓




まずはご自分の打点位置を把握してください。

そしてこの打点位置が一定ではない方は、あまりシャフトが合ってるとは言いにくいかと思われます。

なぜかと言うとですが、そこは物理です。

物理的に考えていただくと解ると思います。



通常だと、それほど大きく打点位置が変わる事は無いと思います。
ですが適正シャフトでなければ、打点位置を真ん中に持ってくることは大変難しいと思います。

打点位置が真ん中に来なければ、毎回毎回フェイス角が変わるためにボールは右に左に飛んでしまうでしょう。



詳しくは、また当店でお会いしたときにお話ししたいと思います。

遠方の方は、まずは打点位置を確認後、お近くの工房でご相談ください。

簡単な方法ですので、是非お試しください。

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