2022.02.27 17:45

大手メーカーの汚いやり方を考える。

先日あるメーカーの契約選手が、フィッティングに来店されました。

現状のクラブを、GEARSとFlight Scopeを使用しながら測定していくのですが、現在使用クラブでは、打点がヒール側によるために、急に左への引っ掛けが出てしまうようで、これを改善するために、10g軽くしながら、2フレックス軟らかいシャフトで測定してみました。
予想通り適正に近いデータではあるのですが、トゥ側に打点が少し移動しそうな感じでもありましたので、現在の使用クラブからは10g軽く、フレックスは同じシャフトで試していただくと、ほぼ完璧に近いようなデータでしたので、決定いたしました。
10g軽くなることで、シャフトの肉厚が少し薄くなることで、同じフレックスでも若干軟らかくなります。

そして、アイアンも同様に測定をしながら、少し軽く、そしてカーボンへと変更することになりました。
バランスやクラブ長も変更です。
詳細は長くなるので、省かせていただきます。


そして、出来上がり後には再度当店で、GEARSとFlight Scopeを使用しながら確認をしていきましたが、ほぼ完璧な状態で、選手にも大変満足していただけました。



開幕も近くなり、クラブを使うのかな~と考えていたところ、コーチから、
「メーカーの担当者に勝手にシャフトを変えられた」と報告がありました?

嘘やろっと驚きと共に、なんで?という思いが沸き起こりました。

あれだけ完璧なシャフトをなぜ変えないといけないのか???


そして詳しく聞くと、ドライバーは○○に、アイアンは△△に!

なぜそれになったのかが疑問だったのですが、もしかしたらと思い、メーカーのホームページを見てみると、
私が提案したシャフトは、どちらも商品のラインナップにはないものでした!

そしてメーカー担当者が勝手に交換したシャフトは、もちろんラインナップに連なる、メインのシャフトでした( ;∀;)


予想は付くと思いますが、カタログにないシャフトを選手が使用しているよりは、カタログに掲載されてるものと同じシャフトを使う方が販売につながるからでしょう。

あまりにも酷すぎる行いに怒りと、呆れしかありませんでした。


プロゴルファーはただの使い捨てなのか?

売る為だけの道具なのか?

クラブなんて関係ない、とでも思っているのか?

としか思えません。


なぜそのシャフトになったのかを詳しく聞きたいのですが、そんな人に聞いても、どうしようもない返事しか返ってこないでしょう。


売れりゃ―なんでもいい!

売ったもん勝ちなんでしょうね!

酷過ぎるメーカー担当者です😢
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